静学のサッカーのすごいところ
@高円宮杯準決勝、決勝のTV解説者が「(静学は)よく相手チームを研究しています。さすが名将井田」「スカウティングはキッチリやるチームなので、井田監督がどういうアレンジをチームに施すのかも注目」というたぐいのことをしきりに言っていましたが、静学はどんな試合もいっさいチームとしてスカウティングはやらず作戦、戦術、約束事をいっさいつくりません。決めることは試合開始時の位置だけ。選手のアイデアで自分たちのサッカーでたたかい、あらゆる相手の戦術や作戦もその場で選手が判断し、培ってきたインテリジェンス、テクニック、根性?・・・などで対処することが求められています。これは結果がでなかった30年前から現在まで一切変わりません。監督の試合中の声も「ゴローがんばれ」とか「あわてるなショージ」「まわせ」「はっきり」「とろいなジュンペイ」など選手のイマジネ-ジョンを壊さない「ロボット選手をつくらない」考えで統一されたものです。県大会で一泡ふかそうというチームや市船、国見のような徹底したスカウティング重視、研究し相手チームのいいところを消す戦術でサッカーをやるチームには対応で苦労することがおおいです。勝ちつづけるためには不利だと思われますが、未来ある静学サッカーになくてはならない要素です。

A練習マニュアルがある訳ではありません。基本は技術も心も選手が努力して身につけていくものという考えが徹底しており、朝はドリブル、リフティング、ミニゲーム、夕方はほぼゲーム時々走りというメニューで徹底。約束事は朝練に自分で起きる、サボらないくらいです。なお、けが人も朝練に参加します。しかも全部員が平等に練習時間が保障されており、逃げ道、言い訳は「コーチが悪かったから」という悪口とかしかいいようのない環境です。マニュアル化された練習を信じている選手や、指導者の教えを待っているような選手には学園サッカーは不向きなように思います。コーチは「教えず引き出す」ことが指導だというポリシーが徹底されています。