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報道について活躍した個人を美化しすぎた報道があります。個人を取り上げる報道が多いのは、記事や絵にしやすいからだと思われます。しかしホームランのないサッカーの1ゴールは集団の産物です。もちろんその選手が頑張っているのはまぎれもない事実だとは思います。しかし、たたかっている最中の高校生を「チームbPのテクニシャン」などとかかれると、それが仮に事実の部分があっても、彼らの成長の邪魔になることはあっても役に立つことはひとつもありません。ちょっとの活躍に奢り、「おれはうまいんだ。」と誤解して努力を怠りおわった選手は数え切れません。苦しい思いを自分にかせれなくなった行く末は知れています。ましてやまだ判断力を持てない中学生にいたってはなにおかいわんやです。指導者、親が手を掛け続けたらエリートサッカー選手ができるなどという陳腐な発想がまかり通る世界はまさに机上で捏造されたそれです。選手は大人になりいずれ一人で自立するのです。金かけて栄養をやれば怪物になることはないでしょう。彼らはサッカーを通して、夢をあきらめないで頑張れる、自分で考えられる大人になる修行中です。今彼らにとって「活躍した自慢話」や「県選抜だった」だのすぎさった過去も現在の肩書きも「学びとり成長する資質」には役にたちません。今日からどう全力で頑張るか、希望を失いそうになる自分を励まし、毎日、毎日、自分のおごり高ぶった部分を自省しつつ、今日も朝5時からまっすぐにたたかっている中で成長中なのですから。静学でも彼らの将来でも必要なのは何よりもサッカーを通じて頑張れる人になることなんです。彼らが大人になっていらないものは過去の栄光、一番必要なものが頑張りぬいた経験。


卒業式報道

新人戦橘戦

高校選抜選考合宿

新人戦中部決勝清水商 

NTT少年

杉浦、國吉新しいところへ 

1-13新人戦初戦

1-5作陽戦@、A、B、C、D

1-3青森山田戦@、A、B、C

1-2佐賀東戦@、A、B、C

12-30開会式@、A、B、C、D

選手紹介 スポニチ「ラテンのかぜ」  ニッカン-メンバー紹介   報知「努力は必ず報われる」

選手権特集エルゴラッソ12-28

選手権特集サッカーマガジン

選手権特集サッカーダイジェスト

TM一条戦12-15 四中工12-17 盛岡商12-22 暁星戦12-23 前橋12-24

ストライカー12月 報知高校サッカー

エルゴラッソ静岡特集12月

大会展望マガジン・ダイジェスト

11-24練習始動

11-21抽選会報道

決勝藤枝東戦報道11-20スポニチ 報知 ニッカン 静新 静岡第一テレビ サッカーマガジン

決戦報道スポニチ11-14@スポニチ11-15Aスポニチ、報知11-16Bスポニチ、ニッカンC11-17スポニチ、ニッカン、報知、エルゴラッソD11-18

11-12選手権予選準決勝常葉橘戦報道 SDT

11-04選手権予選準々決勝東海翔洋戦報道

11-03中学1年ウィナーズカップ報道

10-23選手権予選浜松南、中学1年大会報道

10-21スポニチ静学戦力

10-20杉浦恭平、川崎フロンターレへ

高円宮滝川二エルゴラッソ

進路報道10-05 10-10

全日本ユース初芝戦09-22

全日本ユース作陽戦09-18

全日本ユース大分ユース戦09-16

全日本ユース滝川二戦09-10

ニッカンスポーツ09-07 昨年の悔しさバネに真の頂点狙う

最終調整へスポーツニッポン

高円宮杯抽選決まる08-19スポーツニッポン

06-08-01静岡新聞「この人小坂翔」

U-16日本代表に吉田豊が(スポニチ)

クラブペケンチ少年全国へ(スポニチ)

静学、浜名を破る/プリンスリーグ

後半34分、2戦連続となるゴールを決めた静岡学園MF池川
後半34分、2戦連続となるゴールを決めた静岡学園MF池川

<プリンスリーグ東海:静岡学園2−0浜名>◇8日◇藤枝総合運動公園サッカー場ほか

 静岡学園が2−0で浜名を下し、プリンスリーグ王者の貫録を見せた。前節プリンスリーグ東海優勝を決めた静学と、総体県覇者の浜名はともに全国大会出場が決まっており、意地と意地のぶつかり合い。静岡学園が終始ボールを支配し、DF小坂翔(3年)MF池川修平(2年)がいずれも2戦連発となるゴールを決めた。浜名は敗れたが、多くの課題が見つかったことは収穫だった。

 静岡学園の強さが際立った。「相手も全国に行くので、絶対に負けられないという気持ちで戦った」とDF小坂が話すように、前半から高い集中力で、パスが面白いようにつながった。負傷退場者が互いに2人ずつ出る激しさの中、静学の唯一のピンチは前半26分。GK船崎晃弘(3年)の好守でしのいだ。同37分にはCKをDF小坂が右足で合わせて先制。後半34分にも、前節から先発出場のMF池川が結果を出した。

 U−16日本代表候補合宿から戻った左DF吉田豊(2年)も攻守に活躍した。井田勝通監督(64)が目指す両サイドを使った攻撃も迫力が出てきた。「代表でパスアンドゴーの動きを厳しく言われてこつをつかんだ」と吉田。井田監督は「総体優勝のチームに負けたくないという戦う姿勢があった。安心して見ていられた。このチームは技もあって競り合いにも強い」と総体王者を下しての開幕9連勝を喜んでいた。

[2006年7月9日9時51分 紙面から]

07-09スポニチ、ニッカン第9節

07-02スポニチプリンス第8節

中日新聞W杯井田監督論評

06-25スポニチ、報知、静岡、ニッカン「エスパ蹴落とし全国決定」

06-21スポニチ「走って粘るサッカー」

06-10スポニチ

スポーツニッポン

静学リーグタイ11連勝/プリンスリーグ

後半ロスタイム、静岡学園MF杉浦(中央)はヘディングシュートを決める
後半ロスタイム、静岡学園MF杉浦(中央)はヘディングシュートを決める

<プリンスリーグ東海1部:静岡学園3−2磐田ユース>◇10日◇エコパ補助グラウンドほか◇第6節3試合

 プリンスリーグが再開。静岡学園が3−2で磐田ユースに逆転勝ちし、リーグタイ記録の11連勝とした。開始11分で2失点も、後半終了間際にMF杉浦恭平(3年)が決勝弾を放つなど底力を見せつけた。

 静岡学園がW杯に負けない熱戦を見せた。前半11分で0−2の劣勢も、誰1人あきらめない。同25分にFW国吉貴博(3年)の1点で反撃開始。後半37分に公式戦先発2戦目のDF山田友也(3年)がこぼれ球を胸で押し込む。同41分に相手1人が退場して数的優位に立つと、5分のロスタイムの4分目にMF杉浦が高い打点のヘディングで逆転勝利をもぎ取った。
 総体準々決勝で常葉学園橘に敗れた後、走りをさらに増やした。国吉は「早い時間帯の2失点だったので負ける気はしなかった」。杉浦は「総体はむき出しの気持ちがなくて負けた。総体の分までプリンスでという気持ちは強い」。
 井田勝通監督(64)も満足げだ。「1ボランチが失敗で2失点だったが、この勝ち点3は大きい。最後までひっくり返すという気持ちがあった」。24日の3位清水ユースとの直接対決に勝てば、2位以内が確定し、欲しかった全国切符が手に入る。

[2006年6月11日10時40分 紙面から]

05-28静岡新聞

05-26スポニチ

スポーツニッポン05-20

スポーツ報知05-09「死のグループに静学・試練」


高校総体サッカー県大会 組み合わせ決定

 県高校総体サッカー県大会の組み合わせが8日、決まった。東、中、西部の各地区予選を勝ち抜いた32校に、プリンスリーグ参加校(静岡学園、浜名、磐田東、藤枝東、常葉橘)を加えた計37校が出場し、トーナメント戦で争う。14日に開幕し、決勝は6月4日午後1時10分から袋井市のエコパスタジアムで行う。
 プリンスリーグ1部の静岡学園、浜名、磐田東とプリンスリーグ2部県勢トップの藤枝東を第1シード、プリンスリーグ2部県勢2位の常葉橘と、各地区予選1位校を第2シードとして組み合わせを決めた。
 県新人戦に続く2冠を狙う静岡学園が、優勝候補の1番手に挙がる。プリンスリーグは無傷の5連勝で首位を独走。伝統の攻撃サッカーに加え、リーグ5試合で1失点の堅守も光る。
 ただ、初の頂点に通じる道のりは険しそうだ。順当に行けば、初戦となる2回戦で清水東との伝統校同士の一戦を迎える。準々決勝では常葉橘、準決勝では藤枝東との対戦が予想される。杉浦、国吉の両エースがここ1番で力を発揮できるか。
 2年ぶりの頂点を狙う藤枝東も、プリンスリーグ2部で2連勝と結果を残している。主将原田、テクニシャンの山田らが絡んだ中盤の出来がポイントになりそう。昨冬の全国選手権メンバーが残る常葉橘も、DF薗田を筆頭に戦力は充実している。
 連覇がかかる磐田東は、プリンスリーグで5連敗と勢いに乗れない。MF西岡を中心に、まずは守備の立て直しを図りたい。
 エース松浦を擁する浜名、昨年の東海総体を制した清水商などの伝統校も虎視眈々(たんたん)と頂点を狙う。県大会初出場となる浜松湖南などの戦いぶりにも注目だ。


静学高、開幕5連勝 プリンスリーグ東海

 静岡学園高―名古屋ユース 前半23分、静岡学園高の杉浦(10)がヘディングシュートを決めて1―0とする=藤枝総合運動公園
 サッカーの「プリンスリーグU―18 東海2006」は6日、藤枝総合運動公園で1部の第5節2試合を行った。
 静岡学園高―名古屋ユースの首位攻防戦は、静岡学園高が2―0で勝って開幕から5連勝を達成し、リーグ前半を首位で折り返した。清水ユースと磐田東高の対戦は清水ユースが大量7点を挙げて7―2で下した。 

▽1部
静岡学園高(15) 2―0 名古屋ユース(10)
清水ユース(11) 7―2 磐田東高(0)

安定した守備杉浦「全勝狙う」
 ○…開幕5連勝を達成した静岡学園高は、安定した守りで全チームから勝ち点「3」を奪い、リーグを首位で折り返した。
 累積警告で先発5人が出場できない苦しい状況の中で、チームを引っ張ったのは杉浦。背番号「10」の役割をしっかりとこなした。前半23分、国吉のクロスに頭で合わせて先制弾を決めると、試合終了間際には落ち着いて相手DFをかわし、試合を決めた。
 これまでの4試合を1失点のディフェンス陣も光った。個人能力の高い名古屋ユースの連続攻撃を体を張って完封。豊富な運動量が物を言い、井田監督も「素晴らしかった」。
 藤井、長崎健と初先発の選手が活躍したことを受けて「全員がいつも通りやれば負けない」と選手層の厚さを強調する杉浦。自身がチーム全8得点の半分を挙げるなど好調を維持していることもあって「このまま全勝で行く」と力強く語った。

静学5戦全勝ターン/プリンスリーグ

ゴールを決め、指を立てて喜ぶ静岡学園MF杉浦
ゴールを決め、指を立てて喜ぶ静岡学園MF杉浦

<プリンスリーグ東海:静岡学園2−0名古屋ユース>◇6日◇藤枝総合運動公園◇第5節2試合

 首位の静岡学園が2−0で名古屋ユースを下し、5戦全勝で前半戦を終えた。プロ注目のMF杉浦恭平(3年)が大事な一戦で2得点。累積警告で主力5人を欠きながらも、代わりに入った選手らがきっちりと仕事をこなした。静岡学園にとっては、これでプリンスリーグは一時中断、総体県大会に切り替える。プリンスリーグの勢いのまま、悲願の総体全国大会出場を目指していく。

 静学は誰が出ても強いぞ! 優勝候補の名古屋ユースにも勝ち、ユース勢を3タテ。全勝ターンを決めた。前半23分にFW国吉貴博(3年)の折り返しをMF杉浦が頭で合わせて先制。名古屋ユースの速い攻めをしのぎきり、後半43分には再び杉浦が押し込んだ。「1点目はまぐれ。2点目はガムシャラでした。追加点を決めれば、相手がへこむと思ったので」と杉浦が満面の笑みを見せた。

 大一番も、DF藤田やMF大塚ら主力5人が出場停止という厳しい状況だった。そんな中、公式戦初出場の左MF長崎健人(1年)がシュート4本と積極的に攻め、同じく初出場のMF藤井豪(2年)もきっちりとゲームをつくり、役割を果たした。「緊張しましたけど絶対に勝ちたかったので走りました」と長崎健。藤井も「もっとボールに触ってつなげたかったけど、勝てて良かった」とホッとした表情を見せた。

 井田勝通監督(64)もご満悦だ。「自信はなかった。2−2くらいかなと思っていたが信じられない。奇跡だよ」と選手の健闘をたたえた。

 13日に浜名−磐田ユース戦は残るが、静学はこれでプリンスリーグは中断、総体県大会に臨む。選手権では全国制覇もある静学が、意外にも総体での全国出場経験はない。杉浦は「僕らが歴史をつくる」と意気込んだ。静岡学園が総体でも、強さを見せつけそうだ。

プリンスリーグ浜名戦 SHIZUGAKU9連勝 4・30スポーツニッポン 


サッカープリンスリーグ東海 静岡学園高が圧勝静岡新聞4・23

静岡学園高―清水ユース 後半13分、静岡学園の杉浦(手前左)がヘッドでゴールを決め2―0とする=清水総合運動場

 サッカーの「プリンスリーグU―18 東海2006」は22日、清水総合運動場などで1部の第2節3試合を行った。常葉橘高、藤枝東高の県勢2チームが参加する2部も開幕し、第1節4試合が繰り広げられた。
 昨年の覇者静岡学園高と、昨年のJリーグユース選手権大会を制した清水ユースの対戦は、静岡学園高が後半に運動量の違いを見せつけて3点を奪い、勝利を収めた。「磐田ユース―磐田東高」の“磐田ダービー”は磐田ユースが前後半に2点ずつ挙げて4―1で勝ち、浜名高は名古屋ユースに0―1で敗れた。※
 
 ▽1部
静岡学園高(6) 3―1 清水ユース(1)
磐田ユース(3) 4―1 磐田東高(0)
名古屋ユース(4) 1―0 浜名高(3)
 ▽2部
岐阜工高(3) 4―1 三重高(0)
中京大中京高(3) 1―0 帝京可児高(0)
四日市中央工高(3) 4―1 常葉橘高(0)
藤枝東高(3) 4―0熱田高(0)
運動量の違い勝因
 ○…高い個人技をベースとする伝統の「芸術的なサッカー」に加えて泥臭さが身に付いた。最後まで運動量が衰えず、体を張ってボールをキープした静岡学園高。後半に清水ユースを圧倒した。
 前半はルーズボールを拾われ、ペースを握られた。後半、FW長崎泰、ボランチ佐野を投入し、1トップから2トップに変更すると、流れが変わった。5分、国吉とのワンツーを枝本が左で決めて先制。8分後には杉浦が国吉からのショートコーナーを頭で合わせ2―0、さらに40分にも杉浦が左で決めた。指揮官は「時間が過ぎるほどこっちのペースになった」と運動量の違いを強調。守っても終了間際に1点を許したが、佐野を中心に早いプレスを維持し、ほとんど決定機をつくらせなかった。
 これで前節の磐田ユースに続き、クラブチームに連勝を収めた。杉浦は「レベルアップにつながり、自信になった」、枝本も「この勢いで全勝し、全国でも優勝したい」と力を込めた。

スポーツニッポン4/23

スポーツ報知4/23

サッカークリニック5月号

静学、連覇へ白星発進 プリンスリーグ開幕(静岡新聞04-16)

 静岡学園高―磐田ユース 前半22分、先制ゴールを決める静岡学園高の刈込(左)=藤枝総合運動公園サッカー場

 サッカーの全日本ユース(U―18)選手権の予選を兼ねた「プリンスリーグU―18 東海2006」は15日、藤枝総合運動公園などで開幕し、1部3試合を行った。
 昨年の覇者静岡学園高は磐田ユースと対戦し、前半に奪った1点を最後まで守り抜いて1―0と勝利を収め、白星発進した。浜名高―磐田東高は、浜名が松浦の2ゴールなどで磐田東を4―2で退けた。清水ユースは名古屋ユースと1―1で引き分けた。


※▽1部
静岡学園高(3) 1(1―0 0―0)0 磐田ユース(0)
浜名高(3) 4(2―1 2―1)2 磐田東高(0)
清水ユース(1) 1(1―1 0―0)1 名古屋ユース(1)
 
走り込みの成果
 ○…昨年の覇者静岡学園高が、退場者を出しながらも1点を守り抜き、連覇に向けて白星スタートを切った。井田監督は「勝ち点1を取れればいいと思っていた。この勝ちは大きい」と劣勢をはねのけて奪った勝ち点3に手応えをつかんだ。
 序盤から持ち前の細かなパスと高い技術で何度も好機をつくると、前半22分、国吉のパスを受けた杉浦が相手DFの裏にラストパスを送り、刈込が得点を挙げた。が、同41分、その刈込が2回目の警告で退場。早くも10人で戦うことになった。
 後半は国吉、杉浦を前線に残して守り、カウンターで攻めるよう作戦を変更。すると、「春休みに走り込みを強化した成果が出た」(井田監督)。体を張ってボールを止め、攻めても前線の2人が2、3人に囲まれながらも何度も決定機を演出。最後まで全員が豊富な運動量を維持し、攻守で上回った。
 打倒クラブチームが目標の今リーグ。キャプテンマークをつけた小坂は「チームが粘り強くなった。この勝ちは気持ちがいい」と喜び、すかさず次節の清水ユース戦に向けて気を引き締めた。

新聞報道04-15ジュビロ戦

サッカーダイジェスト3/28号Los Entrenadores−情熱の語り−

サッカーダイジェスト3/21号Los Entrenadores−情熱の語り−


県高校選抜“金星” 県ヤングサッカーフェスティバル

県高校選抜―日本高校選抜 前半16分、県高校選抜の国吉(右)がゴールを決める=日本平スタジアム

 第21回県ヤングサッカーフェスティバルは5日、日本平スタジアムで行われ、メーンの「県高校選抜―日本高校選抜」は県高校選抜が1―0で勝利した。
 県高校選抜は試合開始直後こそ格上の日本高校選抜に攻め込まれたが、守備陣が体を張って粘り強く守り抜くと、前半16分、杉山(清水商)のパスを受けた国吉(静岡学園)が左で豪快にゴールを決めた。その後も国吉、杉浦(静岡学園)らが何度も日本高校選抜ゴールをおびやかし、薗田(常葉橘)を中心とした堅守で日本高校選抜のシュートを計4本に抑えて日本高校選抜に7年ぶりの勝利を収めた。
 国体県代表の母体となる県U―16選抜は、県中東部U―16選抜と対戦し、1―0で勝利した。「清水ユース―磐田ユース」は清水ユースが2―1で磐田ユースに逆転勝ちした。

県U―16選抜 1(1―0 0―0)0 県中東部U―16選抜
▽得点者【県】前田
清水ユース 2(0―1 2―0)1 磐田ユース
▽得点者【清】町田、山崎【磐】白井
県高校選抜 1(1―0 0―0)0 日本高校選抜
▽得点者【県】国吉

「勝ちを意識」息合ったプレー
 ○…県高校選抜が大金星を挙げた。格上の日本高校選抜に1―0。短期間でモチベーションとコミュニケーションを高めたことが、7年ぶりの勝利を呼び込んだ。
 6人がJリーグに進むなど3年生主体の日本高校選抜に対し、県高校選抜は1、2年生だけ。初招集も2月25日と調整期間が短かった。さらに、新年度から国体少年男子の年齢基準が18歳以下から16歳以下となり、チームのモチベーションを心配する声もあった。
 しかし、沢木監督(浜北西高教)は「勝ちを意識していた」。「積極的に挑戦してアピールしよう」と初練習で呼び掛けると、選手は練習で声を出し合ってコミュニケーションを取り、みるみるチームの形ができてきた。
 その成果が表れたのは前半16分。山田(藤枝東)のパスを受けた左サイドの杉山(清水商)はディフェンスの裏をついて国吉(静岡学園)へ。「どんぴしゃのタイミング」と国吉は左で豪快に決めた。学校の違う3人の息の合ったプレーが1点をもたらした。守備でも薗田(常葉橘)を中心とした献身的なプレスで、日本高校選抜をシュート4本に抑えた。
 再招集は8月。国吉は「得点は自信になったが、後半はシュートが少なかった。判断を速くしたい」と課題を挙げる。


UPDATE 06/01/12
2006:Vol.1
第287回

野洲サッカーが鳴らした警鐘
地域で育んだ理想のスタイル


 約半年間、このコラムを休載しましたことを、皆様にお詫びします。昨年の6月中旬に脳梗塞で倒れ、4カ月間の入院生活とリハビリを続け、10月には出社したものの、社会復帰には程遠い体調で、原稿を書ける集中力と気力にも乏しく、再開が遅れました。昨年末、今年の目標としてコラムの再開とスタジアムでの試合観戦を自らに課しましたが、年明けを機にパソコンのキーボードに向かいました。まだ左手と左腕の麻痺が続き、機能の回復もママならず、右手だけでキーボードを叩く辛さはあります。毎週の更新は難しいのが現実ですが、一歩ずつ前に進んで行きたいと思いますので、ご理解下さい。


 私のサッカー時計は2005年6月に止まりました。ワールドカップ出場を決め、コンフェデ杯に臨む前で、以後の経過は病院のベッドの上で窮屈な体勢でのテレビ観戦で、病気の影響で頭はクリアでないため、代表のプレーは上っ面を見るだけでした。

 大雑把な印象としては、日本代表はあまり変化していないというのが感想です。代表に関しては、今後の活動の中で触れていきますので、今回は高校選手権の印象を少し書きます。

 今回、初優勝しただけでなく、独特のプレー・スタイルで旋風を巻き起こした滋賀県代表の野洲高の活躍を30年前の静岡学園のそれとだぶらせて捕らえている人は多いと思う。私が現在の会社に入社する年の正月、高校選手権が関西から首都圏開催に変わった年に静学が大会を賑わせた。

 その登場はセンセーショナルで、ショートパスとドリブルを多用する独特のスタイルは、当時の高校サッカーはもとより、日本サッカーにも新たなあり方を訴えるほどの強烈なインパクトを与え、大会後は静学のサッカーをテーマにした激論が方々で戦わされました。

 野洲と静学の共通点はプレー・スタイルだけでなく、ともにファイナリストであったこと。決勝の相手もともに連覇を狙っていたことなどで、静学は浦和南と野洲は鹿児島実と対戦した。

 勝負の面では初優勝を飾った野洲に軍配が上がるが、決勝戦の内容では、浦和南と対等に戦った静学の方が良かったと思う。

 若くて、何事にも感銘を受ける年代に見た贔屓目はあるだろうが、静学は敗れたとはいえ4−5のすさまじい攻撃戦を挑んで散ったのだから、強烈なインパクトは当然だ。さらに終盤の猛烈な反撃が彼らのイメージを美的に彩っていることは否定できない。2−5とリードされ、3−5、4−5と追い上げていった終盤、誰もが奇跡を信じ、望んでいたことは間違いない。

 静学のシステムも当時でももうクラシックであったWMのシステムで、今とは守備隊形の違う3バックが印象的で、両サイドに配置されたクラシカルなウイングも井田監督ならではのこだわりだったのかもしれない。

 野洲のサッカーを見て実況を聞いていると、「ゆっくり攻める」が繰り返し強調されていたが、静学のときも同様で、ゴール近くで、最後に速さを強調するために、プロローグでは「ゆっくり」がことさら叫ばれ、重要性を印象付けた。

 野洲のサッカーは創造性に富み、プレーする側も見る側も楽しさを共有できるし、日本サッカーの将来を見据えると、ある面求められるスタイルだが、それを肯定することイコール、鹿実否定であってはならないと思う。

 確かに、近年の高校サッカーは速さと強さが強調されるあまり、プレーの粗さには目をつぶるところがあった。その点では野洲が警鐘を鳴らした感はあるが、すでにこの年代で世界を視野に入れるとしたら、強さと速さを悪しき否定材料とするのは適切ではない。

 高校サッカーで勝つためには強さと速さを求めるのは近道ではあると思う。高校生は3年間しか在籍できないのだから、その間にチームを強くするためには手間ひまかけている時間がない。

 野洲にはあのようなプレーが出来るバックボーンが存在していたと思う。学校体育では難しいとされてきた、小学生の頃からの一貫性が、野洲の地域でなら成し得たということだ。地域の少年サッカーチームで育った子の多くが中学時代をうまく連携させて、高校に結びつける、一つの流れの結晶が今回の野洲の成果として表れたと言っていいだろう。

 このスタイルは、クラブシステムが求める理想形で、学校体育が後退傾向にある現状では、サッカーに限らず、日本のスポーツ界が模索しなければならない点だが、言うは安く行なうは難しで、簡単なことではない。

 しかし、行政のあり方と同じで、スポーツ界も地域で育んだ作品(今回の野洲高サッカーのような)が、それぞれの個性を生かして競い合えれば、サッカーだけでなく、スポーツ界全体が計り知れない成長の可能性を秘めていると言えよう。

 難しい話はともかく、野洲のサッカーは楽しかったし、決勝戦はスリリングでドラマチックだった。その点ではともに戦った鹿実にも敬意を表したい。


29年前の静学の衝撃 サッカーマガジン

井田勝通25年前のサッカー観は今でも新しい

静学MF杉浦に低迷打開を期待/ノボリ<ノボリのスーパーFC(フリーコラム)>

 高校サッカー新人戦決勝の静岡学園−常葉学園橘戦を、見てきました。静学が1−0で勝って大会連覇。昨年11月の選手権県準決勝で同じカードがあって、そこで負けている静学の「今度こそ、借りを返してやろう」という意気込みが伝わる試合だった。序盤から一方的に攻め立てた。

 今季の静学はかなりいいチームだと思う。最近の高校サッカーは全国的にパワー重視だけど、1月の全国選手権で優勝した野洲(滋賀)を思い出してほしい。静学は野洲のような、パスをつなぐきれいなサッカーをやっていた。

 とにかくボールをしっかりキープできる。もちろん1人1人の技術が高く、相手に寄せられても慌てずに対応しているのはさすがだと思う。同時に、ボールを持った選手に対して、常に2つも3つもパスコースができている。これは周囲の選手のサポートがあるからだ。逆にボールを奪われれば、前からプレスをかけて、橘の長所を消す形となった。サポートもプレスも豊富な運動量に支えられている。

 個人では、最も目を引いたのは静学の10番=MF杉浦。試合開始早々ペナルティーエリアの外から積極的にシュートを打つ。自ら切り込んでマイナスのパスで決定機をつくる。長いループシュートを狙ってみるなど、立て続けに見せ場があった。J1の選手に例えれば、鹿島MF本山タイプかな。常に好機をつくり続けた。僕のいち押し選手だ。

 うまいだけでなく、身体能力が高く、ボディーバランスが抜群。身長は174センチだけど、ヘディングも迫力がある。まだ身長も伸びるだろうし、体もたくましくなる。その将来性から、Jクラブからも注目されていると聞く。今シーズンで一番の目玉選手じゃないかな。順調に成長すれば、1年後にプロの即戦力になれる素質はある。

 一方、橘ではDF薗田の存在感が光った。全国選手権に出たり、J1横浜の練習に参加して自信がついたのだろう。技術もしっかりしているし、対応にそつがない。ただ、DFは経験が大事なポジションだから、プロを目指すなら今は準備の時期だ。全国舞台やレベルの高い試合をたくさん経験してほしい。

 最近、静岡の高校サッカーは全国大会であまり好成績がなく、僕としてもちょっと寂しい。ぜひ今季は頑張ってほしいな。(元日本代表MF沢登正朗)

※次回は28日掲載予定です。

[2006/2/23/11:59 紙面から]


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スポーツ報知2-19.pdf
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静学V2!DF枝本決勝弾/高校サッカー ニッカン決勝ゴールを決めた静岡学園DF枝本

<高校サッカー新人戦県大会:静岡学園5−1常葉学園橘>◇19日◇日本平スタジアム◇男子決勝◇35分ハーフ

 静岡学園が1−0で選手権県王者の常葉学園橘を下し、2年連続9回目の優勝を飾った。後半33分、左足首をねんざしながら出場のDF枝本雄一郎(2年)が決勝ゴール。選手権準決勝で敗れた相手に、きっちりリベンジを果たした。女子は昨季県4冠の藤枝順心が桐陽に5−0で完勝。3連覇を飾った。

 静岡学園が、強豪の意地を見せつけた。残り2分となった後半33分、DF枝本がこぼれ球を見逃さなかった。DF佐野幸正(2年)の右クロスを相手DFがはじく。ゴール前に詰めていた枝本が鋭く反応。冷静に右足でゴールに押し込んだ。昨季から県では22戦無敗と大きな壁となりつつあった常葉学園橘から1点をもぎ取り、守り切った。

 序盤から静学ペース。前半1分にMF杉浦恭平、同3分にはMF刈込真人、同12分にはFW松下綾太(いずれも2年)がシュート。怒とうの攻撃を見せた。エースFW国吉貴博(2年)、その後ろに位置する杉浦、刈込らが前線でボールをキープ。サイド攻撃も生きた。特に前半は球離れが速く、面白いようにボールが回った。点が入らず、嫌なムードも漂ったが、気持ちを切らさなかった。

 枝本は15日の練習中に左足首を痛め、18日の準決勝は15分間しか出場できなかったが「大事な試合で決められてよかった」。選手権準決勝で敗れた相手にリベンジを果たし、満面の笑みを見せた。新人戦の指揮を執る川口修コーチ(32)も「能力は橘の方が上だが、気持ちが入っていた。1戦1戦成長している」と手応えを感じていた。

 昨年は新人戦で優勝しながら、総体、選手権では4強止まり。ここで満足している者はいない。「またリセットして、チーム内で競争させます」と同コーチ。エースFW国吉も「総体、プリンス、選手権で優勝しないと意味がない」と慢心はない。スタートダッシュに成功した静学は、もっと大きな実を結ぶために、さらに磨きをかけていく。

[2006/2/20/11:02 紙面から]

写真=決勝ゴールを決めた静岡学園DF枝本

静学、橘破りV2 県高校新人サッカー  静岡新聞

 常葉橘―静岡学園 後半33分、静岡学園の枝本(左から2人目)が決勝ゴールを決める=日本平スタジアム
 高校サッカー新人戦県大会最終日は19日、日本平スタジアムで男女の決勝を行い、男子は静岡学園が1―0で常葉橘を下し、2年連続9度目の優勝を手にした。女子は藤枝順心がゴールラッシュを見せ、5―0で桐陽を退けて3年連続3度目の頂点に輝いた。静岡学園―常葉橘は1点を巡る白熱した攻防を展開した。互いに決定力に欠けたが、静岡学園は後半33分、枝本が決勝ゴールを奪った。藤枝順心は攻守に桐陽を圧倒した。前半に3点をリードすると後半にも2点を追加し、守ってはゴールを許さなかった。※

 ▽男子決勝
静岡学園 1(0−0 1−0)0 常葉橘
 ▽得点者 【静】枝本

 【評】静岡学園が終了2分前、枝本の決勝ゴールで常葉橘に競り勝った。
 序盤、ペースをつかんだのは静岡学園。スピードに乗った速いパス回しで橘ゴールに迫った。しかし、3分、決定的な場面を逃すなど、好機をものにできない。その後も再三橘ゴールを脅かしたが、橘も薗田を軸にDF陣が踏ん張った。
 後半に入ると、橘にエンジンがかかる。しかし、7分、右CKに頭で合わせた池上のシュートがバーに嫌われるなど決め手に欠けた。なかなかリズムが作れず守勢に回った静岡学園だが、33分、一瞬の隙をついてサイドに展開すると、最後は枝本がゲットして白熱した攻防に決着をつけた。

終了2分前 枝本、値千金の決勝弾
 静岡学園の連覇を決めるゴールをこじあけたのは枝本だった。
 0―0で迎えた後半33分だった。枝本から右サイドの佐野にパスが渡る。佐野の折り返しは常葉橘DFに当たってコースが変わった。しかし、そこに枝本が詰めていた。迷いなく右足を振り切った。「狙っていました。しばらくゴールがなかったのでうれしかった」。県大会1回戦以来、今大会2点目。値千金のゴールに声も弾んだ。
 前半は主導権を握りながらも、後半は橘にペースを奪われ苦しい展開だった。しかし、イレブンは最後まで集中を切らさなかった。「去年の選手権で負けた相手。選手に気合が入っていた」と今大会指揮を執る川口コーチ。枝本も「橘だけには負けたくなかった」と雪辱戦だったことを強調した。
 決して順調なスタートではなかった。地区大会は5位。県大会に入ってもけが人もいた。加えて多くの選手に経験を踏ませる狙いもあり、登録25人のうち、23人を起用するなど試行錯誤を繰り返した。圧倒的な強さを見せたわけではなかったが、一戦一戦戦いながら確実に力をつけた。「準決勝、決勝は、選手もシステムも今のベストで臨めた」と川口コーチも言い切る。
 が、川口コーチは冷静だ。「まだまだ橘の方が力は上。パワー、スピードで差がある」と分析する。目標はあくまで全国舞台。「これからリセットです。選手を入れ替えて競争させます」(川口コーチ)。目標に向けて静岡学園がいよいよ本格的に動き出す。

橘、1点に泣く
 ○…終了間際の失点が常葉橘の初優勝を阻んだ。
 序盤、静岡学園の猛攻をしのぐと、後半は優勢に転じた。その中での失点に、守りの要の主将薗田は「攻めているという油断があったのかもしれない。一瞬のゆるみが失点につながった」と唇をかんだ。中部地区予選で左手首を骨折し、これまで欠場していたが、「どうしても出たかった」と先発した正守護神内藤も「練習不足で、連係がうまく取れなかった」と残念がった。
 全国選手権出場時からメンバーが変わり、長沢監督が「エースストライカーがいない」と嘆くように、決定力不足に悩まされた今大会。それでも、JI横浜Mの練習にも参加している薗田を中心にした堅守と、勝負強さで接戦を勝ち上がってきた。逆に、決勝はその1点に泣かされた。薗田は「たった1本でやられてしまうのがサッカー」と悔しがった。

決勝は常葉橘―静岡学園 県高校新人サッカー

 高校サッカー新人戦県大会第4日は18日、県営草薙球技場で準決勝2試合を行い、常葉橘と静岡学園が決勝に名乗りを上げた。橘は藤枝東と対決した。延長にもつれる攻防は、0―0で迎えた延長後半8分、橘がPKを確実にものにして、1―0で藤枝東に競り勝った。静岡学園は藤枝明誠と対戦した。ともにゴールを割れない展開の中、静岡学園は後半21分、杉浦が決勝ゴールを奪って、藤枝明誠を退けた。初めての決勝進出で初の頂点を目指す常葉橘と2年連続9度目の優勝を狙う静岡学園の決勝は19日午後1時から、日本平スタジアムで。また、男子の決勝に先立ち、午前11時から女子決勝の「藤枝順心―桐陽」を行う。


 静岡学園―藤枝明誠 後半21分、ゴールを決め
喜び合う静岡学園の杉浦(左から2人目)=県営
草薙球技場

静学 後半に決勝点
 ▽準決勝
静岡学園 1(0―0 1―0)0 藤枝明誠
▽得点者【静】杉浦
 【評】静岡学園は後半から攻勢をかけ、藤枝明誠を振り切った。
 互角の展開だった前半から一転し、個々の技術で上回る静岡学園が後半から主導権を握った。中盤のボール支配率を高め、両サイドからも好機をつくった。
 均衡が破れたのは、好機を逃し続けた後の後半21分。個人技で中央突破した杉浦が、ゴール正面からけり込んだ。
 藤枝明誠は終盤、DF及川を最前線に上げるなどして反撃を試みたが、シュートまでが遠かった。
 
勝負決めた杉浦
 ○…連覇を狙う静岡学園は、エース杉浦の個人技で勝負を決めた。
 杉浦は後半21分、ゴール正面で球を受けると、鮮やかなキックフェイントでDFを外してシュート。守備陣にあたってこぼれた球を左足で突き刺した。
 ただ、今大会の指揮を執る川口コーチは「あのワンプレーだけだった。もう少し勝負してほしい」と、貴重な働きをしたエースにも手厳しい評価を下した。
 今季の静岡学園は、トップ下に入る杉浦と刈込の2人が攻撃の重要な役目を担う。この日の前半のように、高い技術を持った杉浦が少しでも抑えられると、チームも苦しくなる。
 「前半はボールが収まらなかった。調子が良い時と悪い時の波がある」と反省しきりの杉浦は「常葉橘はDFが強い。挑戦者として臨みたい」と決勝に向けて気持ちを切り替える。
 チームは、今大会初めて2トップの布陣を敷くなど試行錯誤が続いている。これまでポジションも固定せず、1人の選手をさまざまな位置で起用してきた川口コーチは「今大会はテストのつもり。能力の高い常葉橘と1番やりたかった。どのぐらいやれるか、内容重視でいきたい」と強調した。
 
明誠、雪辱ならず
 ○…藤枝明誠の7年ぶりの決勝進出は静岡学園に阻まれた。昨年の準々決勝の雪辱を期した相手。「点差は1点でも、内容は3点差以上でした。相手の展開力の速さに対応が遅れました。完敗です」。田村監督は冷静に、厳しく試合を分析した。
 前半はほぼ互角だった。しかし、後半は守勢に回った。最終ラインも及川を軸に、静岡学園の攻撃に耐えた。しかし、「もう一踏ん張りというところ」(田村監督)で、ゴールを許してしまった。
 今大会、藤枝明誠は3つの目標を立てた。準々決勝に進む、準決勝に進むという2つはクリアした。決勝に勝ち上がるという最後の目標はならなかったが、課題もしっかりつかんだ大会となった。

報知、スポニチ2-18.pdf
静学、プロ注目MF杉浦がチーム引っ張る ニッカン準々決勝浜松湖東戦でシュートを放つMF杉浦

 高校サッカー新人戦県大会は、今日18日に準決勝(草薙球技場)19日に決勝(日本平スタジアム・午後1時)が行われる。連覇を狙う静岡学園は第2試合(午後1時)で、7年ぶりの優勝を目指す藤枝明誠と対戦。プロも注目する背番号「10」のMF杉浦恭平(2年)がチームを引っ張る。

 クールな雰囲気が漂うが、新しく静岡学園の10番を背負うMF杉浦の内なる闘志は誰よりも強い。キープ力、ドリブルは抜群で、MF刈込、太田、FW国吉らとポジションチェンジをしながら、ゴールに向かう。今大会はここまで6得点と大活躍。激しいマークに遭いながら、県大会2回戦の吉原商戦ではハットトリックを決めた。「静学の10番は重いです。でも、10番をもらったからには頑張らないと。静学を背負うわけですから」と意識は高い。

 横浜、磐田、川崎FなどJ5クラブから注目されている。自身初の全国大会となった昨秋の全日本ユースでは、前橋商戦でハットトリックを決め、各スカウト陣に強烈な印象を与えた。「あのハットトリックはまぐれです。あのころは試合ごとに緊張してたけど、今は緊張しない。将来? まだ、今のことしか考えていません」と謙虚だ。「まだ波はあるが、いいときの杉浦は手がつけられない。まだまだ伸びしろはある。静学の10番へのチェックが厳しいのは当たり前。その中でいかに仕事をするかが大事」と新人戦の指揮を執る川口修コーチ(32)は期待する。

 準々決勝は1−0で浜松湖東に辛勝。思うようなプレーができなかった。「前の試合がよくなかったので、次はしっかり戦わないと、という思いがある。4強になれば、どこも強い。気合を入れ直して戦いたい」。今大会は全国にはつながらないが、チームのためにも、自分自身のためにもアピールを続ける。

[2006/2/18/10:55 紙面から]

写真=準々決勝浜松湖東戦でシュートを放つMF杉浦


スポニチ2-18.pdf

日刊スポーツnikkan2-12.pdf

静学新人戦連覇へ攻撃陣に自信  日刊スポーツ              

新人戦連覇を狙う静岡学園イレブン

 高校サッカー新人戦県大会は今日11日、準々決勝4試合が行われる。新人戦連覇を目指す中部5位の静岡学園は、西部を制した浜松湖東(午後1時、藤枝市民グラウンド)と対戦する。

 今年の静岡学園は伝統のボールテクニックはもちろん、攻撃陣の運動量が豊富だ。吉原商戦でハットトリックを決め、今大会6得点のMF杉浦恭平(2年)を核とした前線のトライアングルが、ポジションチェンジをしながら、面白いようにボールを運ぶ。エースFW国吉貴博(2年)は故障明けで万全ではないが、大会途中でBチームから昇格したMF太田祥平(2年)がきっちりと代役をこなす。太田は聖隷クリストファー戦でトップ初ゴールも決めた。

 新人戦の指揮を執る川口修コーチ(32)は「昨年は普通にやったら負けてしまうので、スタイルを捨てて気合で乗り切った。今年は学園らしいチームなので、伸ばして今後につながる戦いをしたい。攻撃は去年よりいい」と話す。地区大会からこれまで6試合で登録25人中23人を使った。いろいろな選手を起用し、経験を積ませることが目的。太田をはじめ、選手は期待に応えている。太田は「せっかくつかんだチャンスですから、一生懸命やるだけです」とモチベーションも高い。

 今年は主将も決まっていない。試合ごとに杉浦、DF藤田将史、小坂翔(いずれも2年)が交代でゲームキャプテンを務める。「主将も試してという感じですね」と同コーチ。3人は寮で同部屋になることが決定し、食事中、風呂に入りながらもチームについて話し合っている。「自分たちがしっかりしないと。静学の名を背負っているわけですから」と杉浦。もちろん2年連続9回目の優勝は目指す。だが、さらに大きな花を咲かせるために、静学らしいサッカーの追求にも余念はない。

[2006/2/11/10:00 紙面から]

写真=新人戦連覇を狙う静岡学園イレブン

29年前の静学の衝撃サッカーマガジン-野洲優勝によせて 2006-01-20国吉好弘氏